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ウクライナから避難長期化で神戸の支援団体は冬用の家財を準備|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp

ロシアのウクライナ侵攻が始まってから24日で半年がたちます。
ウクライナから兵庫県に逃れてきた人たちを支援する団体では、避難の長期化を見据えて冬に必要な家財道具を集める取り組みを始めています。

兵庫県によりますと、ウクライナから県内に避難している人は今月19日の時点で83人にのぼり、祖国を離れての生活を余儀なくされています。
神戸市に拠点を置くボランティア団体「日本避難所支援機構」は支援者から家財道具を集めるなどして、避難してきたウクライナ人に譲渡する活動を行っています。
団体ではこれまでに15人のウクライナ人を支援してきましたが、避難の長期化が予想されるなか、冬に向けて必要な家財道具を集めるための準備を始めることになりました。
団体が避難してきた人たちに聞いたところ、仮住まいとなっている自宅に暖房器具などの備えがない人が多く、ガスファンヒーターや電気毛布、それにこれらの運搬や設置をするために必要な資金の寄付を呼びかけています。
団体の金田真須実事務局長は「10月ぐらいから配布を始め、近隣の府県に住むウクライナの人たちにも届けることができたらと思っています。現在、品物は集まりつつありますが、配送料や設置するための部材の購入費が全く足りていないので、寄付していただけるととても心強く思います」と話しています。

【日本避難所支援機構の活動】。
神戸市長田区に拠点を置く「日本避難所支援機構」は阪神・淡路大震災の被災者たちが中心となって1995年から活動を開始したことがきっかけとなっているボランティア団体です。
東日本大震災や熊本地震など被災地の避難所で活動してきましたが、これまでの経験を生かしてウクライナから避難してきた人たちへの支援を4月から始めました。
取り組んできたのは、ほとんど何も持たずに仮住まいに避難することを余儀なくされたウクライナの人たちが必要とする家財道具の提供です。
これまで15人を支援してきました。
このうち、ウクライナ中部のクレメンチュクから6月に避難してきたローガン・マルガリータさんには冷蔵庫と洗濯機を提供しました。
団体では支援者から家財道具を集め、ウクライナの人たちにそれぞれ希望を聞き取ったうえで条件に合ったものを譲渡しています。
こうしたなか、暖房器具など冬に必要な家財道具がない人が多いことがわかり、準備を始めることにしました。
団体ではこれまでの被災地での経験から必要な物資を募って整備を終えて配送するまで少なくとも2か月かかることが分かっていたため、今月から寄付の募集を始めることにしたのです。
暖房器具については、石油ではなくガスのファンヒーターを集めているということです。
担当者は「ウクライナの人たちが灯油を買いに行く場所や方法が分からない場合もあり、燃料を運ぶ手間がなく手軽に使ってもらえる暖房器具を選んだ」と話しています。

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