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おおい・染ケ谷集落の道具類展示 昭和の暮らし伝わる - 中日新聞

昭和30~40年代の民具が並ぶ展示小屋と小西さん=おおい町名田庄染ケ谷の八ケ峰家族旅行村で

昭和30~40年代の民具が並ぶ展示小屋と小西さん=おおい町名田庄染ケ谷の八ケ峰家族旅行村で

 おおい町名田庄染ケ谷にある八ケ峰家族旅行村の「八ケ峰ちいさな展示小屋」で、染ケ谷集落の古民家に眠っていた山や田んぼでの仕事道具、家電、生活用品などを展示している。同旅行村の担当者小西克信さん(60)は「物を大切にする昔の暮らしを知ることで、持続可能な社会をつくるヒントにしていただければ」と来場を呼びかける。午前九時から午後四時まで。入場無料。

 染ケ谷集落を含む七集落二十六世帯は過疎により集落維持が困難とされて一九七三年、中心部により近い場所に移転した。展示では、染ケ谷集落に現存する古民家四軒の屋根裏に残っていた昭和の暮らしぶりが分かる昭和三〇~四〇年代の民具を中心に約四十点が並ぶ。

 わらじをはじめ、薪などを担ぐときに体を保護する「セナカテ」などは脱穀を終えた稲わらを活用した。昭和三〇年代に普及した電気アイロンとそれ以前の炭火アイロン、防寒の敷物として使っていたツキノワグマの毛皮、昭和四十一年の本紙も展示している。

 八ケ峰ちいさな展示小屋は、かやぶき屋根の木造平屋建て。二〇一九年に老朽化した旅行村にある水車小屋を改修した。展示スペースは八畳ほど。(相原豪)...

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