放置された竹の林の再生につなげようと、阿南市の高校生が、伐採した竹を簡単に割ることができる道具をつくり、地元の支援学校に贈呈しました。
竹を割る道具は、阿南光高校の生徒たちが作り、13日、授業で竹の紙を作っている地元の阿南支援学校に贈呈しました。
生徒たちが作った道具は、「たけワッター」と名付けられ、直径20センチほどのステンレスの輪の中に、刃が交わるように取り付けられ、竹の上から押し当てると、一気に4等分や6等分に割ることができます。
支援学校の生徒たちが、「たけワッター」を試してみると、竹がきれいに割れ、集まった人たちが拍手をして喜んでいました。
贈呈された阿南支援学校高等部の姥木亜美さんは、「竹の紙を作るときに、竹を割ったり皮をむいたりしますが、これを使えば簡単にたくさんの竹を割れます。大切に使います」とあいさつしました。
阿南市では、高齢化などで手入れがされず、荒れた竹の林の増加が問題になっていて、高校生たちは、竹を使った物作りにも取り組み、竹の林の再生につなげたいとしています。
阿南光高校2年生の井本真平さんは、「大きい竹だと、なたやのこぎりが必要ですが、たけワッターを使うと大幅に時間が短縮できて、すぐに使いたい形にできます。安全に使ってほしい」と話していました。
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