
3月3日は桃の節句です。
鹿児島市では、旧薩摩藩主・島津家に伝わるひな道具の展示会が開かれています。
鹿児島市の「尚古集成館」の別館で展示されているのは、5代将軍、徳川綱吉の養女の竹姫が島津家に嫁ぐ際に婚礼道具として持参したと伝えられるひな道具です。
ことしは訪れた人たちにより近くで見てもらおうと、ひな壇ではなく低い位置で展示されていて、このうち有職雛は公家の装束が忠実に再現され男びなと女びなの後ろ姿も見ることができます。
また例年だと目にすることができない鏡台などの引き出しの中の小道具も並べられ細かな部分まで精巧に作られていることがわかります。
このほか、びょうぶなども展示され、訪れた人たちが徳川家の「三つ葉葵紋」と島津家の家紋の1つ、「牡丹紋」があしらわれたひな道具をじっくりと鑑賞していました。
東京から訪れた女性は「家紋など手書きとは思えず見ほれてしまいました」と話していました。
「尚古集成館」の学芸員、小平田史穂さんは「徳川家と島津家の強いつながりがわかると思います。見てもらいやすく展示しているので細かい細工を見てもらいたい」と話していました。
この展示会は4月30日まで開かれています。
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