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薬を、着替えを、勉強道具を…桜島、避難住民が一時帰宅 噴火警戒レベル5に引き上げ | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

一時帰宅を終え避難所に戻る有馬さん親子=26日午後3時、鹿児島市の高齢者福祉センター東桜島

一時帰宅を終え避難所に戻る有馬さん親子=26日午後3時、鹿児島市の高齢者福祉センター東桜島

 桜島の噴火警戒レベル5(避難)引き上げに伴う避難指示が出ている鹿児島市有村、古里の両地区の住民17世帯25人が26日午後、一時帰宅した。約1時間滞在し、着替えや薬など生活用品を持ち出した。

 住民たちは、鹿児島市が用意したバスに乗り、避難所の高齢者福祉センター東桜島(東桜島町)から避難指示地域内の自宅を往復した。

 夫・孝志さん(62)と長男・聡志君(6)と避難している古里町のガソリンスタンド経営有馬文枝さん(48)は、3日分の着替えや聡志君の勉強道具、自家用車などを取りに帰った。「避難生活が長期化するのは不安。子どもは元気な様子だが、不自由な思いをしているはず。できるだけ早く帰れたらありがたい」と話した。

 同町の無職宮里勉さん(60)は避難時、糖尿病の治療に必要なインスリンの注射器を自宅に置き忘れた。飲み薬は持参していたが避難生活が長引けば体調面が心配だったといい、「これが私の命綱。ひとまず取りに帰れて良かった」とほっとした表情だった。

 ペットの犬を連れ出した同町の大川内勝さん(73)は「配慮してくれてありがたい」と話した。

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