コーヒーをよりおいしくするデザイン｡ロンドン発のおしゃれなコーヒー道具メーカーOREAが日本上陸 - GIZMODO JAPAN

UK産はやっぱり一味違う。

茶人が茶器にこだわるように、コーヒー通もドリッパーやカップにこだわるのは必定。特にドリッパーはお湯の伝わり方次第でコーヒーの味が如実に変わってきます。コロナ禍以降は自宅でカフェタイムを楽しむ人も増えていますし、質の高いコーヒー道具の需要はアップしているのではないでしょうか。

Video: Orea / YouTube

やっぱりこの分野に長けているのはヨーロッパのブランド。ロンドンを拠点とするOREAは、デザイン性に優れたコーヒー道具を多く手がけるブランドです。使い捨ての消費財とは一線を画して、一生使い続けられる製品作りを目指しているのも好感持てます。プロのバリスタからも評価が高く、競技会で使用された実績も多々。上の動画のように、2020 UK Brewers ChampionのMatteo D'Ottavio氏も大会で使用しています。

豆のポテンシャルをフルに引き出す道具たち

そのOREAの製品を、世界のコーヒー道具を扱う京都のKIGU COFFEEが正規輸入販売することになりました。日本では知る人ぞ知るブランドだったOREAが、これからは気軽に買えるようになります。今回発売される製品ラインナップをざっと紹介しましょう。

OREA Brewer V3（4,500円）は、同社を代表するコーヒードリッパーの3代目。ミニマルでオーソドックスな平底タイプのフォルムと、｢OREAリング｣と呼ばれる独自形状の大きめな穴でスペシャルティコーヒーをよりおいしく抽出できるようにデザインされています。素材にはトロガミドという強靭なプラスチックを使用しているので軽くて割れにくいのに加え、適度な厚みがあるので持っても火傷するほど熱くなりません。色はクリアーとブラック、サイズはSとLから選択可。

OREA Brewer Base（1,980円）は、Brewer V3専用のベース。5種類から選べるカラフルなカラーリングがかわいい。こちらは100%リサイクルプラスチックが使用されています。

OREA Sense Glass Carafe（5,940円）は、回すことでコーヒーのアロマをより引き立てるカラフェ。アルゼンチンのデザイナーLautaro Lucero氏によるハンドルのない美しいデザインで、素材には透明度の高い耐熱ガラスを使用。

OREA Sense Glass Cup（3,500円）は、薄めのガラスで作られたコーヒーカップ。鼻まで覆う設計になっており、口当たりの良さに加えて香りも存分に楽しめます。こちらもLautaro Lucero氏によるデザインで、くびれのあるシングルウォールタイプなので握ったときの感触もいい感じ。