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多様性の時代に生まれた「左利きさんにうれしい道具のお店」にほっこり - GIZMODO JAPAN

左利きさんにやさしい世界。

つい最近になって「左利き向けの製品を専門的に取り扱うネットストア 」があると知りました。わたしは右に矯正された左利き(ゆえに左右盲)、息子はなんでも左手でこなす生粋の左利き。

息子が幼稚園に通っていた頃は、左利き用のハサミとか、左利き用のもちかたえんぴつを探すのが一苦労だったので、もっとはやく知っていたかったなあ。

探してた商品がたくさん

さっそく「左ききの道具店」で妄想ショッピングを楽しんでみました。

Image: 左ききの道具店

これこれ、「HIDARI定規」!

左利きだと、右側を起点にして、左方向へ線を引きたいんですよね。だから定規のメモリも左に向かって数が増えていった方が使いやすいです。数学の世界ではマイナス方向だから、右利きさんには違和感があるかもしれませんが。

Image: 左ききの道具店

これも素晴らしいですね、サンクラフトの「こどものための包丁/左手用」。

そもそも包丁って両刃だから左右は関係ないと思っていたのですが、左きき道具店の説明によれば

通常、三徳包丁(最も一般的な台所包丁)は「両刃」であるため、利き手に関係なく使えると説明されることが多いですが、実はわずかに右利き寄りに調整されていることがほとんどです。そのため、やはり左利きの方は左手用の包丁を使ったほうがより良いと言えます

とな。知らなかった…!

こちらの包丁は、れっきとした左利き仕様だそうです。今すぐでも購入したい勢いで、息子に買ってあげたいです。

Image: 左ききの道具店

個人的にときめいたのはこちら、ユニバーサルデザインのトランプカード

みなさんはババ抜きする時、手持ちのカードをどちら側で持ちます?

Image: 左ききの道具店

わたしは必ず左手なんですけど、このようにカードの数字とマークが隠れちゃうことが多いんですよね。そこで数字が見えるように広げて持つと、カードが手の中に収まりきれなくなってバラけたり、相手にチラ見されたりする確率が高くなるんですよ。でもやっぱり左手で持って、右手で相手のカードを引きたい。

そこで、息子は右手で手持ちのカードを持ちつつも、相手のカードを引くときだけ持ち手を変えているそうです。そんな苦労をしていたなんて、母は今まで気づかなかったよ…!

世界中の左利きさんへ

10人に1人は左利き、と言われています。多様性が認められるようになった現代においては、左利きさんが使いやすい学習机なども開発されていますし、小学校で問答無用に右手に矯正されるようなことはないと理解しています。少しずつ、左利きさんにも暮らしやすい世界になってきているのかな。

「左ききの道具店」がオープンしたのは2018年8月。4周年を迎えた節目に、越境ECサイトとして世界中の左利きさんためのお店を始めるそうです。

左利きは左利きのままで、自分に合った道具を選んで、自分らしく生きていっていいんだよって肯定されているようで、なんだかとってもうれしいです。

Reference: 左ききの道具店
Images: 左ききの道具店

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