佐賀県農業大学校（佐賀市）で5日、オープンキャンパスがあった。入学を考えている高校生と社会人、計21人が参加。施設を見たり収穫を体験したりして、農業にイメージを膨らませた。
施設野菜コースでは、コンピューターで温湿度や二酸化炭素濃度が管理されたビニールハウスを見学した。旬を迎えた野菜の収穫では学生から、「ナスで傷ついて出荷できないものは栄養を奪うので、早めに切る」などといったアドバイスを受けていた。佐賀農業高校3年の高岸優那さん（17）は、「高校より自由に研究ができそうで、興味が湧いた」。佐賀市の農家で、より専門的な知識を身につけたいと入学を考えている綾部匠さん（22）は「機材や施設が整っていて、いろいろ試せるのがありがたい」と話していた。
県農業大学校によると、高校生の就職が好調なことなどから、ここ10年ほど定員割れが続いているという。AI（人工知能）やコンピューターの導入を進め、最新技術を学べるようにしている。オープンキャンパスは29日と8月23日にもある。問い合わせは同校（0952・45・2144）へ。（松岡大将）
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July 06, 2020 at 07:30AM
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佐賀）県農業大学校でオープンキャンパス 収穫体験など - 朝日新聞社
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