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車窓に貼るステッカー「風呂道具 IN CAR」が話題 公衆浴場好き青森県民の間で - 産経ニュース

人口10万人当たりの公衆浴場数が全国一の青森県では、自家用車に風呂道具を積んで、ひと風呂浴びてから出勤する県民も少なくない。そこで、こうした風呂好きの県民性をPRしようと、県が車に張るために作製したステッカー「風呂道具 IN CAR」が交流サイト(SNS)などで話題を呼んでいる。県の担当者は「風呂をキーワードに青森県に注目してもらえれば」と話している。

国のさまざまなデータを基に県が発行している「ピカイチデータ100!」によると、青森県は公衆浴場数(人口10万人当たり)が23・0カ所(令和元年)で全国1位、温泉地数も127カ所(3年)と全国5位の多さを誇る。

「SNSで県の観光情報を発信する仕事をする中で、温泉地や銭湯の数の多さに着目し、車に風呂道具を積んでいる県民が多いことも知りました」

こうした風呂文化が根付いている県民性を広くPRし、県内への誘客にもつなげようと、県観光国際戦略局観光企画課の三上悠維(ゆい)主査が考えたのが車内に風呂道具を積んでいることを知らせるステッカーだった。

ステッカーは12センチ四方で、目立つように黒と黄の2色を使い、青森県の形の中に洗面器とシャンプー、ボディーソープ、ブラシ、それに温泉マークの入ったタオルがデザインされている。

昨年12月中旬に県公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟している約50カ所の公衆浴場に15枚ずつ配布し、入浴客に配ってもらったところ好評だった。「数日でなくなった銭湯もあったようです」と三上さん。さらに、SNSで知ったユーザーの中には入手したついでに回数券を購入した人もいたといい、銭湯の利用客の増加にも一役買っている。

三上さんは「パロディー感覚だが、県内はもとより県外の人たちにも街中の銭湯や温泉地に足を運んでもらうきっかけ作りになればうれしい」と話し今後、商品化を目指して準備を進めている。

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