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阪神新人が球団施設見学、D3位・山田脩也は甲子園歴史館に「自分の道具が飾られるように」 - サンスポ

展示されている甲子園で使用したバットを見つめる阪神・山田脩也=甲子園歴史館(撮影・水島啓輔)

阪神の新人8選手(育成2人を含む)が10日、甲子園クラブハウスでトレーニング指導を受け、甲子園球場など球団施設を見学した。ドラフト3位・山田脩也内野手(18)=仙台育英高=は甲子園歴史館でバーチャルバッティングを体験して〝虎1号〟を放つと、寄託していた高校時代の使用バットとも再会。プロ入り後も「自分の道具が飾られるように」と活躍を誓った。

「あれ、ホームランだったんですかね?」とニヤリ。「ホームランを打つようなバッターではないんですが、打てるように頑張って、鍛えていきたいです」、歴史館内のバーチャルバッティングを体験しようと、金属バットを握った。鋭い打球をはじき返すと、画面上では弾丸ライナーの打球が甲子園の左翼席に消えた。制服姿で放った〝虎1号〟。夏の記憶を蘇らせるようなひと振りだった。

「(夏から)体重も増えて、筋力的にもちょっとアップしている。(体重は)3キロくらい増えて72・6キロ。ベスト体重みたいな感じです」

高校時代に春夏の全国大会で3度出場し、2年時には東北勢初優勝を成し遂げた。そんな素晴らしい実績を残した証しが歴史館にあった。寄託していたのは白い打球痕が残る今夏の大会などで使用したバット。「自分のバットも飾っていて、そこに初めて行けてよかったです」と、うれしい再会を果たした。

「自分は守備が売りなので。グラブでもなんでも、飾られたらうれしい。自分の道具が飾られるように、記憶に残るような選手になりたい」

甲子園を愛し、愛される男の野球人生はまだまだこれからが本番。バーチャルではないリアルのグラウンドで歴史に残る活躍を遂げるために、充実した虎の巣で汗を流す。(須藤佳裕)

記念写真におさまる(前列左から)山田脩也、下村海翔、椎葉剛(後列左から)百崎蒼生、石黒佑弥、津田淳哉、松原快、福島圭音=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

■山田 脩也(やまだ・しゅうや)2005(平成17)年8月20日生まれ、18歳。仙台市出身。仙台広瀬リーグ荒町タイガースで5歳から野球を始め、U12日本代表メンバー。南吉成中時代は仙台東部リトルシニアでプレー。仙台育英高では2年夏の甲子園で東北勢初優勝を成し遂げ、3年夏は主将として全国準優勝。今年9月のU18W杯では世界一に貢献。177センチ、71キロ。50メートル6秒1。遠投は105メートル。契約金5000万円、来季年俸600万円。右投げ右打ち。

◆施設見学を終えた阪神の新人選手の声

◆D4位・百崎蒼生(東海大熊本星翔高) 「このチームで早く1軍に上がって、ファンのみなさんと熱い戦いができるように頑張りたい」

◆D5位・石黒佑弥(JR西日本) 「(甲子園は)一回も来たことがなくて、今日初めてアルプスに入って『あぁ~』って。綺麗でいいなと思った」

◆育成D1位・松原快(日本海リーグ富山) 「立場上、まだ育成。向こう(甲子園のマウンド)に立つには支配下に上がるしかないと思うので、はい上がって早く行きたい」

◆育成D2位・福島圭音(白鷗大) 「プロ野球の施設なので、大学に比べてすごく広い。すごく楽しみですよね、夜まで野球ができて」

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