昭和の時代を中心に手仕事で生み出された身近な暮らしの道具などを紹介する企画展が会津若松市の県立博物館で開かれています。
この企画展は「仕事が仕事をしている仕事〜福島のものづくりと民藝〜」と名付けられ、昭和の時代を中心に陶器やみのやかごなどの身近な暮らしの道具など300点以上が展示されています。
このうち会津本郷焼の「白釉鰊鉢」は、伝統料理の「にしんのさんしょう漬け」を作るために使われた横30センチ、深さ15センチほどの長方形の深鉢です。
乾物の「身欠きにしん」を使った海から遠い会津の食文化を支えた道具です。
また、破れた部分に布をつぎあてて着続けるうちにつぎはぎ模様になった「襤褸」と呼ばれる衣服も展示され、一見、粗末にみえながら、作り手のこだわりや物を大切にする思いも感じられます。
県立博物館の山口拡主任学芸員は「生活でふだん使われてきた道具を展示しているので、当時の暮らしや作り手が込めた思いなどを考えながら見てほしい」と話していました。
この企画展は、月曜日などの休館日を除いて9月24日まで開かれています。
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