キャンプ好きのライター山城さくらさんが、ソロキャンプの体験や注目のキャンプギア、専門家に聞いたテクニックなどを紹介する連載コラム。山城さんが感じるアウトドアフェスの魅力をご紹介します。
冬のキャンプは最高だってわかっているのに、最近は寒さに腰が重くなり足が遠のいています。いっそ雪降る地域なら雪中キャンプも楽しめるのに〜! なんて、言い訳しながら、インスタでみんなのキャンプ写真をみては、今日も自然の中でとろけたいな〜と恋い焦がれる日々in暖房のきいた部屋。
そんなときは、キャンプ道具をあさるのがいちばんだぜ、ということで最近は増えすぎた道具の棚卸をしたり、ネットでひたすらパトロールしたりに精を出しています。
キャンプ道具を買いに、アウトドアフェスへ
そんなこんなで、インドアな休日が続いていたので、先日キャンプのリハビリと称してアウトドアフェスに行ってきました。

アウトドアフェスというと、会場にテントを張って音楽を聴きながら……なんてイメージが強いと思いますが、実はそれだけでなく、物販メインだったり、トークショーがあったり、ライトなものだと広めの公園で散歩がてらまわれたりと形式はさまざま。全国各地でシーズンを問わず行われています。
なかでも物販は、アウトドア商店街よろしく大手アウトドアメーカーから新進気鋭のブランドまでがずらりと軒を連ね、新商品やずっと売り切れだったアイテムが運良く並んでいたり、ちょっと安く買えたり、イベント限定商品があったりと、お祭り状態!
キャンプを始めたばかりだからいろいろなブランドを一気に見たい! なんて方にもおすすめです。
遊びの祭典「FIELDSTYLE JAMBOREE」


私が行ったのは、昨年11月に名古屋で行われた「FIELDSTYLE JAMBOREE」。アウトドアを中心にさまざまな遊びや体験ができるイベントで、人気のガレージブランドから最新のギアまで、キャンプ用品が集結。過去最多の600以上のブース数と、過去最大規模で開催されました。

今回の私は食をテーマにまわってきました。みんな大好き「アウトドアスパイス ほりにし」を筆頭にスパイスブームがつづくキャンプ業界ですが、最近はスパイス以外にもキャンプを盛り上げるさまざまな食品が続々と登場しています。

商品の多くがキャンプ好きの方たちによってつくられていることもあり、どれも簡単に調理できるのにおいしく、家でも大活躍するものばかり。それでは、今回会場で特に気になった四つの商品をご紹介します。
「食」をテーマに散策! 今回出会った4アイテム
1.UNBY「アンバイソース」
ポン酢とお味噌(みそ)が出合いました。甘みをかんじた後に鼻に抜けるゆずがさわやかな、こくのあるポン酢ソースです。
なんでも社長が大のポン酢好きでずっとソースを作りたいと話されていて、今回満を持しての商品開発だったそう。
お味噌は、四国でみそを作り90年と歴史ある「かねこみそ」さんのものを使用していて、ほどよい甘みがお肉にもサラダにも魚のムニエルにも最高なんです……!!
ずっと気になっていたのですが、なんと福引でゲットしました(笑)。やったぜ!


2.FIVE&DIME「5&10カレートート」
「5&10カレートート」は、トートバッグの中にパウチのレトルトカレーが入っています。

カレーは約70年の歴史を持つ有楽町の老舗店「ふくてい」のカレーをはじめてレトルト化したもので、実は私このカレーが大好きでして……。下北沢のFIVE&DIME店舗でも購入できるのですが、買えるときに買っておこうと2個買いしました。ソロキャンプのときは、もうこれがあれば十分です。
絶妙なサイズのトートバッグは、キャンプ時のスキンケア・メイクポーチとして使用しています。ジップなどがついていないのでふたは閉じられませんが、テント内にぶら下げられるのでなかなか便利。(夜のテントで、リュックの中からがさがさポーチを探す手間がなくなりました)
3.ABURI NORI

全国屈指の海苔(のり)の生産地である熊本の漁師さんが、「野菜のように顔が見える生産者になれたら、もっと海苔のおいしさをひろげられるのでは」と立ち上げた、海苔ブランドABURI NORI。縁起物として人気の初摘み秋芽海苔だけを使い、海苔のランクの中でもわずか3%しかないと言われている貴重な「重」という肉厚な乾海苔に仕上げているそう。
たき火の炎で2〜3回あぶると、香ばしさと甘さが増しお酒に抜群にあうアテになるんだそうな。次のキャンプに日本酒と一緒に持ち込みます!
4.KOREAN ROUGE「KIMCHI NO MOTO」

こんなにかわいいキムチの素をはじめて見ました!(笑)。漬けたてキムチの美味しさを伝えるために開発された、その名も「KIMCHI NO MOTO」。
ポリ袋などに野菜といれて漬け込んだりディップソースにしたりしてもおいしくいただけます。甘みと旨味(うまみ)がありビールとの相性は言わずもがな。瓶なのでふたをしっかり締めれば匂い漏れなくキャンプにもっていくことができます。
たくさん食品をお買い物したので、今年はもっとキャンプ飯を攻めたいなあなんて思いつつ、まずは寒さに負けずキャンプに行くことが目標になりそうです。(笑)
2023年も、一緒にキャンプを楽しみましょう! 本年も「山城さくらのキャンプFM」をどうぞよろしくお願いします!
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