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昔の冬の道具など74点、文豪の表現と一緒に紹介 金沢の博物館 ... - 朝日新聞デジタル

朝倉義統

 【石川】今は見られなくなっている昔の冬の暮らしの道具や生活用品、風習を紹介する企画展「雪とくらし」が、金沢くらしの博物館(金沢市飛梅町)で開かれている。来年2月5日まで。

 着物を着たときのコート「トンビ」やゴザでできた暴風防寒着の「ゴザボウシ」、陶器の湯たんぽなど計74点が展示されている。今回は、金沢3文豪の泉鏡花徳田秋声室生犀星の作品に登場する故郷の冬や雪にまつわる言葉や文章の抜粋も道具などと一緒に展示している。

 鏡花の随筆「北国空」には、固く凍った道で子どもが滑って遊ぶ遊具「竹下駄(げた)」や、「コシキダ」という除雪用の木製の鋤(すき)、冬の雷の「鰤起(ぶりおこし)」などの表現が見られる。

 学芸員の東條さやかさんは、「金沢は昔から何度も1メートルを超える豪雪に襲われていたが、平成に入ると80センチ台で少なくなっている」といい、「初めて文豪の文章と組み合わせた。彼らの明治の暮らしと表現を感じてほしい」と話す。

 観覧料は310円、65歳以上は210円、高校生以下は無料。22~25日の観覧者は同館特製の「初夢の宝船」がもらえる。29日~1月3日と月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。問い合わせは同館(076・222・5740)(朝倉義統)

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