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両丹日日新聞:社会参加促進にと視覚障害者の暮らしに役立つ道具を展示 | ニュース - 両丹日日新聞

 視覚に障害がある人や見えにくい人、その家族が、日々の暮らしに役立つ支援用具・機器を体験できる、京都府府視覚障害者協会による「ふれあいのつどい」が3日、駅前町の市民交流プラザで開かれ、市内外の約100人が訪れた。福知山市視覚障害者協会主管。

 府の委託事業で、視覚について悩みを持つ人の社会参加促進を目的にした。

 白杖、音声時計、白黒まな板、遮光眼鏡や拡大鏡、新聞や本などの文字を読み上げてくれる音声機器、新型コロナウイルス重症化の目安となる血中酸素飽和度の異常値を音で知らせるパルスオキシメーターもあり、参加者は関心を寄せた道具を手にして性能を確かめていた。

 つどいではこのほか、利用できる支援事業の説明、参加者同士の交流の時間も設けた。

 市視覚障害者協会の副会長は「新型コロナの影響で、用具や機器を一度に体験できる機会が長く持てていなかったので関心を集めたようです。市外からもお越し頂いており、少しでもみなさんの役に立てたのならばうれしい」と話していた。

写真=用具や機器の体験をする参加者たち

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