
窯道具は、昨年から今年にかけて和之洞(わのぼら)窯跡(千厩町奥玉)や枡畑(ますはた)窯跡(大東町曽慶)から発見されたろくろ、重ね焼きする際に器の癒着を防ぐキキョウ台やモミダンゴなど約80点を展示。江戸時代末期から明治にかけ、平泉町長島に窯があった長島焼(下田焼)の大がめは高さが80センチもある。
18世紀後半以降、日常使いの器の需要増を背景に、両磐各地で窯業が盛んになったという。器と異なり、窯道具の発見は窯が存在したことの裏付けとなる。
企画展に携わった千厩まちづくり社員熊谷美知子さんは「今後も謎の多い在地産焼き物の歴史を探りたい」と意気込む。
埋蔵文化財は大馬場遺跡(大東町渋民)から出土した9世紀半ばの須恵器の破片、長平遺跡(川崎町門崎)から出土した9世紀ごろの土師(はじ)器の破片など二十数点が並ぶ。
両展とも6月26日まで、午前9時~午後4時半、入館無料。
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