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【独自】“ハマグリ密漁”検挙の瞬間に密着…禁止道具で15キロ“爆狩り” - テレビ朝日

 3日にお伝えした、茨城県大洗町の海岸でハマグリの密漁が横行している問題で、海上保安庁がパトロールを実施しました。番組は、検挙の瞬間に密着しました。

■潮干狩りで「ルール違反者」後絶たず

 ハマグリの密漁が相次いでいることを受け、海上保安庁や警察、地元の漁協などが協力してパトロールが行われています。

 ゴールデンウィーク後半。潮干狩りで人気の茨城県大洗町で行われたのは、ハマグリの“密漁”を防ぐためのパトロールです。

 こちらの海岸では資源保護のため、潮干狩りができるエリアとできないエリアに分けられていますが、ルールを破って潮干狩りをする人たちが後を絶たないのです。

 3日、番組では、その実態を放送。なかには、こんな人もいました。

 禁止エリアでハマグリを捕獲:「(Q.今からでも返すのは?)せっかく冷たい思いして採っているんだもん、返さないよ!持って帰ります!当然でしょ!採っただもん!返せっていうの?ここに?わざわざ採ったものを返すわけにはいかないでしょ」

 さらに4日、現場では、海上保安庁の職員が注意をして回りましたが…。

 パトロール隊員:「取ったハマグリは放流して下さい。法令で、このエリアでのハマグリの採取は禁止されています。放流して下さい。速やかに放流して下さい」

 その後、度重なる注意を受けて、ようやく放流に応じていました。

 一方、潮干狩りができるエリアでも「ルール違反」がありました。

 パトロール隊員:「これ、絶対使わないで下さい。これ使うと、捕まっちゃいますから」

 金網などが付いた道具の使用や、3センチメートル以下のハマグリの採取は禁止されているにもかかわらず、守らない人の姿が目立つといいます。

■検挙の瞬間…禁止道具で15キロ“爆狩り”

 そんななか、悪質な“密漁者”には厳しい対応も…。

 パトロール開始から40分。早速、1人検挙されたと一報が入って来ました。

 禁止された道具を使って取られた大量のハマグリ。中には、取ってはいけない3センチ以下の稚貝もありました。

 詳しく調べた結果、半分以上が3センチ以下のハマグリでした。

 海上保安庁茨城海上保安部によると、こうした行為は「茨城県漁業調整規則違反」となり、6カ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金が科される可能性があるということです。

 さらに、大洗町では、1日に取ってもいい貝の量を1人1キロまでというルールを設けています。

 ところが、検挙された男性は、1人で4キロ以上のハマグリを持ち帰ろうとしていたのです。

 結局、すべての貝は海へと戻されましたが、“密漁者”は他にもいました。

 この男性も、禁止されている道具を使用。さらに、採取したハマグリは15キロで、自治体が定めた量の15倍という驚きのものでした。

 検挙された男性:「道具の違反だよね。やっぱり深い所いったら手で取るよりは、楽かなってのはある」「(Q.使ってはいけないの知ってた?)それは、最初は分かりませんでした。保安官に言われてからです」「(Q.今後の潮干狩りはどうする?)やんないよ、終わりだよ。やる気ないよ、捕まってやるバカいない」

 海上保安庁茨城海上保安部警備救難課・佐々木祥課長:「法律・法令を作っている県の皆さんと連携して、どういう形なら良いのか、楽しんでもらえるのか、どういう形なら違反になるのかというのは、しっかり皆さんに伝えることが大事だと思っています」

(「グッド!モーニング」2022年5月5日放送分より)

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