京産大が開幕2連勝を飾り、関西から上位3チームが進む全国大学選手権出場とB組1位通過に王手をかけた。関大は2敗となった。

前半8分に相手PGで先制を許した京産大だが、同12分にはラックを起点にフランカー城間賢(4年=御所実)が逆転トライ。さらにPGで7点差に広げたが、終了間際にトライとゴールを許し、前半を10-10で折り返した。

後半はエンジン全開。5分にゴール前のラックからNO8ヴェア・タモエフォラウ(1年=札幌山の手)が勝ち越しのトライ。その後もたたみかけて点差を広げた。

今季は新型コロナウイルスにより、リーグ戦3試合、順位決定戦1試合の短期決戦となっている。京産大は21日の最終節(滋賀・布引)で同大と対戦する。

◆今季の関西大学ラグビー 昨季順位で奇数(A組)偶数(B組)の4チームずつに分け、総当たり3試合で同組内の順位付け。A組は天理大、関学大、近大、摂南大。B組は同大、京産大、立命大、関大。

最後は両組の同順位同士で順位決定戦を行い、上位3チームが全国大学選手権へ進む。コロナ感染などで棄権の場合は不戦敗。下部リーグとの入れ替え戦はなし。会場収容定員の50%以内で全試合有観客とし、チケットはチケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで販売。当日券はなし。