アマチュアスポーツではいち早く、8/10(月)に東京六大学野球春季リーグが開幕した。上限3000人の有観客試合で開催されている本リーグだが、「投げ銭」の導入という新たな試みも実施されている。今回は「投げ銭」サービスのアマチュアスポーツへの導入の影響と、特に大学スポーツの展望について焦点をあてる。
六大学野球で投げ銭導入
コロナの影響で、プロスポーツを中心に広がりを見せていた「投げ銭」サービスだが、ついにアマチュアスポーツの代表格である六大学野球でも導入された。BIG6TV上のバナーから各大学野球部にギフティング(=金銭的支援)を行えるようになっている。アマチュアスポーツでは、そもそも興行を実施できていないという状況もあるが、プロスポーツに比べると、あまり「投げ銭」サービスの導入が進んでいない現状がある。今までの事例としても、大津高校のクラウドファンディング(500万円を集めた)や、箱根駅伝で青山学院大学が独自に実施したギフティングサービスの導入などしか見られず、OB・OGからの寄付などに依存している部分がある。
「ビジョンが見えない」期待とは程遠いUNIVAS
ここ数年、「UNIVAS」に代表される、大学スポーツ改革がさかんに叫ばれてきたものの、大学スポーツの状況は芳しくない。横浜DeNAベイスターズの初代社長であり、UNIVASの設立準備委員会で主査を務めた池田純氏は、UNIVASの問題点を次のように指摘している。 「日本版NCAA設立という壮大なプロジェクトを進めるには、古いしがらみを絶ち、新たな血を注がなければならないのは当然のことだと思います。しかし、発足したUNIVASの組織構成を見ると、しがらみに配慮し、調整することが重要視されているかのようで、本場のNCAAをよく知る人材、大学スポーツの最先端にいる実践家も入っていません。このままでは、ユニバスが日本版NCAAのような発展を見せることはない。そんな強い危惧を私は抱いています。」 また、有名大学がUNIVASに参加していない事実もある。いち早く米国の大学で一般的な「アスレチックデパートメント(AD=体育局)」を設置し、モデル8校の一つに選定されていた筑波大も、参加を見合わせた大学の一つ。筑波大でスポーツ振興を担う特別職「スポーツアドミニストレーター」を務める佐藤壮二郎氏は次のように語っている。 「大学の意志が置き去りになっていくだろうという危惧を感じざるを得なかった。それが大きな論点です。ただ、その議論をする上でUNIVASを否定するのではなく、むしろ筑波大は、ビジョンが見えてくればためらいなく加盟して、リーダーシップを取っていく大学になるとも宣言しているほどです。ですから、まず筑波大の取り組みや考え方を理解していただければと思います。」
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August 16, 2020 at 10:05AM
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六大学野球でも「投げ銭」導入。大学スポーツ改革への道筋(VICTORY) - Yahoo!ニュース
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