社会学の非常勤講師、ケイン樹里安さん(31)は、勤務する3つの大学がことし3月、オンライン授業の導入を相次いで決めましたが、使うシステムは大学ごとに異なるため、それぞれに習熟しなければなりません。
学校側からは、学生がパソコンなど必要な機材を持っているかどうか情報の提供がなかったため、およそ870人の学生を対象にみずから調査したと言います。
その結果、パソコンを持っていない学生もいることが分かったため、スマートフォンでも受講できるよう授業の内容を録画し、動画投稿サイト「YouTube」で配信することにしました。
しかし、いざ授業が始まると学生から動画の見方が分からないという問い合わせが、メールやSNSで相次いで寄せられ、その対応に追われるようになりました。
さらに、授業の双方向性を確保するため、授業後、学生全員に課題などを提出させてほしいという大学側の要請を受け、ケインさんのもとには毎週合わせて400人余りの学生から電子メールが届き、それを確認するのに4時間はかかるということです。
ケインさんは「授業外の時間が前にも後にも延びて、労働時間が3倍ほどに増えたように感じる。睡眠時間と論文を書く時間を削るしかない。学生たちがオンライン授業を受けるための技術的なサポートは非常勤講師の仕事ではないはずなので、大学には何らかの支援体制を作ってほしい」と話していました。
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May 19, 2020 at 06:46PM
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オンライン授業「導入・検討」大学の9割超 現場の教員に負担も - NHK NEWS WEB
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