プロ希望でも「就活」体験を――。東京六大学、東都大学の各野球連盟が開く就職支援のセミナーには、今年秋のドラフト候補たちの姿も目立つ。プロや社会人で野球を続ける学生の多くは就活を経験していないが、「参加してよかった」という声が聞かれた。
東京六大学野球連盟主催のセミナーは6日に都内で開かれ、野球部の3年生を中心に約200人の学生が集まった。出展した企業の採用担当者らによる自社PRを聞いた後、関心のある企業のブースを巡った。参加企業は1省庁(経済産業省)を含めて18社。金融、商社、航空、海運、不動産、自動車、広告、テレビ局など業種は様々だ。
拡大する6年目を迎えた東京六大学野球連盟のセミナーには幅広い業界から出展があった=2月6日、東京都港区六本木1丁目
1企業30分ずつ、4社以上の説明を受ける。催しは前年11月の「就活スタートガイダンス」とセットで、今年が6年目。「6校合わせて1学年約200人のうち、野球を続けるのはプロ10人、社会人30人の40人ほどで、約160人は野球を離れて就職する。ならば連盟全体で支援をしましょう、と」。連盟の内藤雅之事務局長は始めた理由をこう説明する。
プロ志望の部員にも参加を促すのは「プロに行ったとしても、40年も50年もプレーできるわけじゃない。参加しておく意味はある」との考えから。実際、プロが注目する選手の一人で、早大主将の早川隆久投手(3年、木更津総合)は「いろんな企業の話を聞くことで、考え方の違いや社会全体のことがわかってすごく勉強になった。希望はプロ1本なので、自分から企業説明会などへ行くことはない。6年前までにプロに行った先輩にはこういう機会がなかったことを考えると、得をした気持ち」と感想を話した。
拡大する東都大学野球連盟主催の「キャリア支援勉強会」には21校の選手ら計400人以上が参加。出展した14企業の各ブースもにぎわった=1月19日、東京都文京区後楽1丁目
東都大学野球連盟が1月19日に都内で催したセミナーには、野球部員ら計400人以上が集まった。キャリア支援の専門家から就活の基本を学び、面接での自己PRの練習などをした後、金融、外食産業、不動産など14社が出展した企業のブースを巡った。
同連盟では2008年、他の大…
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February 10, 2020 at 08:00AM
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プロ志望者も「就活」体験 大学野球での試み、好評 - 朝日新聞
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