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大河ドラマで観察する生活道具 遊び心ある「器物文様」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

四季つれづれ 京繍作家・長艸歩さん その9

 最近の日曜夜のお楽しみは大河ドラマ。ドキドキする人間模様もさることながら平安時代の生活や儀式の再現も魅力的です。

 博物館や図録でしか見たことのない調度品がストーリーの中で自然と使われているので毎週細部まで目が離せません。主人公が月夜に顔を洗うシーンで使われていた角盥(つのだらい)(持ち手のついた洗面器のようなもの)が登場したときには「まひろちゃんも使っていたのね!」と心躍りました。

 五節の舞姫たちが持っていた「檜扇(ひおうぎ)」や、衣に香をたきしめるための伏籠(ふせご)、生活雑貨の一つ一つが「絵になるなぁ」とため息がでます。そう、絵になるんです。道具など生活に使用するものの図柄を総称して「器物文様」といいます。扇子や文箱、冊子、楽器、陶器のかけらなど、個性的で知的な題材です。

我が家の産着の図案は……

 娘の産着の「玩具尽くし」も…

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