
介護の日(11日)。東京・南青山にあるパーティスペースで、介護の願いをかなえる「ねかいごと」(介護と願いを掛け合わせた造語)をテーマにしたイベントが開催された。主催は、ベッドにマットを敷くだけで〝匂い〟でおむつ内の尿と便を感知し、自動で知らせる排泄ケアシステムを開発・展開するaba(千葉県船橋市)。10月末に同社が手掛ける「Helppad」(ヘルプパッド)シリーズの次世代機「Helppad2」がリリースされ、その新製品発売のお披露目の場として開催された本イベント。だが、会場内には、複数の他社製品が展示されていた。理由を同社の代表取締役CEOである宇井吉美さんはこう語っている。
「本来、人を支える現場で動くテクノロジーは介護の願いから始まるべきだと考えています。一人ひとりの小さな願いから変革は始まります。介護の願いをつぶやくことは簡単なことではありません。でも、つぶやくことでさまざまなイノベーションが起きます。それをぜひ、みなさんに体感してほしい。そして皆で一緒に、〝ねかいごと〟を叶えていきたい。そんな思いで開催しました」
Helppadは宇井さんが学生時代に研修で訪れた介護現場で出合った「おむつを開けずに中が見たい」というつぶやきが起点になっている。介護施設では業務時間の多くをおむつ交換にあてざるを得なく、しかも、そのうち20~30%は空振り。おむつ交換のタイミングが合わず、尿や便が漏れれば、着替えやシーツ交換の手間で業務は増える。つまり「おむつを開けなければ、中が分からない」という状況は介護現場にとって切実であるのと同時に、かつては不可避だと考えられてもいた。
from "道具" - Google ニュース https://ift.tt/7wDYtgI
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【定年後 難民にならない生き方】ドラえもんの道具のような介護 ... - ZAKZAK"
Post a Comment