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手術で使う道具、生み出すのは熟練工の技術 医師も足を運ぶ町工場 ... - 朝日新聞デジタル

 東京都北区。JR田端駅近くにぽつんと建つ工場に、ぎりぎりと金属をこする音が響く。つくられているのは、外科や整形外科の手術で医師が使う「鉗子(かんし)」だ。

 ペンチやはさみのように支点を軸に、指先の操作で血管や臓器などを挟んだり、切除したりする金属製の医療器具だ。麻酔をかけた患者に使われることが多く、一般の人が見ることはめったにない。

 田中医科器械製作所は1916年から金属製の医療機器を扱う。金属手仕上工の中島康敏さん(69)はここで46年間、職人として働いてきた。現場で働く職人16人の「育ての親」でもある。

 最も腕が試されるのが先端部…

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