
ことしも残すところあと2週間余りとなりましたが、長崎市の資料館では、正月行事の道具やびょうぶなどを展示する特別展が開かれています。
「新春展」と名付けられたこの特別展は、長崎市歴史民俗資料館が毎年この時期に開いていて、ことしは正月行事の道具やびょうぶ、それに、来年のえとの「うさぎ」にちなんだ絵馬などおよそ40点が展示されています。
このうち、戦後、長崎の旧家の大黒柱に飾られていた正月飾りは、長さが80センチほどあり、垂れ下がったたくさんの稲穂が家の繁栄を象徴しています。
また、江戸時代後期に、絵師として活躍した斎藤秋圃が描いた「布袋・大黒図」は当時、長崎の料亭に飾られていました。
布袋の持つ袋から遊女たちが駆け上がる様子や大黒天の打ち出の小づちから「お大尽」と呼ばれる客とともに小判が落ちる様子が描かれ、商売繁盛の願いが込められています。
長崎市歴史民俗資料館の永松実学芸員は、「一足早く春を感じられる展示をさせていただきました。長崎では、かつてこんな飾り付けをしていたのかということも知ってもらえるとうれしいです」と話していました。
この特別展は、長崎市平野町の長崎市歴史民俗資料館で来年3月26日まで開かれています。
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