スポーツと深いつながりのある科学について、視覚や体験を通して理解してもらう企画展「スポーツの科学と道具のひみつ」が、愛媛県新居浜市大生院の県総合科学博物館で開かれている。スポーツの記録と密接に関わっている道具の秘密に迫るコーナーもあり、科学の奥深さと魅力に触れられる内容となっている。11月27日まで。
競技ごとに設置されたパネルでは、その種目で使う道具や動作を科学的に解明して紹介。野球の変化球の仕組みでは、ボールの回転に伴う空気抵抗の変化などが理由と説明した。また競技によって靴裏が違うことを確認できるよう実物を用意。綱引き用の靴は地面と密着しやすいよう、靴裏が平らなゴム製になっている。体操用の靴は素足の感覚に近くなるよう最低限のクッションとして、薄い生地でできている。
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