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本物 一生の道具に 越前市で「手仕事展」 越前打刃物や和紙品定め - 中日新聞

越前打刃物の包丁を品定めする来場者=越前市池ノ上町の越前打刃物振興施設 刃物の里で

越前打刃物の包丁を品定めする来場者=越前市池ノ上町の越前打刃物振興施設 刃物の里で

  • 越前打刃物の包丁を品定めする来場者=越前市池ノ上町の越前打刃物振興施設 刃物の里で
  • オープニングで越前打刃物を使いテープカットした杉本知事(中央)ら=越前市池ノ上町の越前打刃物振興施設 刃物の里で

 伝統工芸の越前打刃物や越前和紙、越前漆器など丹南地域のものづくり企業五社の展示会「福井・越前のほんもの手仕事展2022」が十日、越前市池ノ上町の越前打刃物振興施設・刃物の里で開幕した。来場者らは「一生の道具になる本物」を見て触れて、自分に合う逸品を買い求めていた。十二日まで。 (中田誠司)

 越前打刃物の龍泉刃物、越前和紙の杉原商店、家具製造販売のマルイチセーリング(いずれも越前市)、越前漆器の土直漆器、眼鏡枠企画販売のボストンクラブ(いずれも鯖江市)が出展。

 オープニング式典には杉本達治知事や山田賢一越前市長、福井の伝統工芸アイドルグループ「さくらいと」、越前市や鯖江市の関係者らが出席。越前打刃物の鎌や剪定(せんてい)ばさみ、包丁でテープカットした。

 マルイチセーリングの小林幸一会長は「二年後には新幹線と大河ドラマで越前がクローズアップされる。このチャンスに全国や世界にアピールしていきたい」とあいさつ。杉本知事は「本物の手仕事を現地に来て、見て、触って実感することが大切で、新しい可能性も広がる」と祝辞を述べた。

 館内では、子どもの時から「本物」に触れてもらおうと安全性に考慮し開発した子ども用包丁や指ガード、成長しても使える漆器のお椀(わん)のほか、繊細な風合いや手触りが楽しい和紙や革製品、かけ心地の良い眼鏡など、各社とも自慢の手仕事作品をブースに並べた。試し切りをした女性は、包丁の切れ味に満足して購入していた。

 フジタ・印刷(鯖江市)が企画。昨年初開催した東京での手仕事展が好評で、県内で初めて開催した。

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