ボストン大学の新校舎。
KPMB Architects
- ボストン大学のキャンパスに、持続可能性の高い校舎が加わる。
- 2022年完成予定で、地熱などを活用して化石燃料は一切使われない。
- このコンピューティング&データサイエンス・センターはキャンパス最大の建物になる予定で、最新の省エネ技術を取り入れている。
ボストン大学が、持続可能性へ向けて大きな一歩を踏み出そうとしている。19階建て、35万平方フィート(約3万2500平方メートル)の新校舎が、2022年に完成予定だ。ボストン大学のキャンパスで最も高い建物で、数学、統計学、コンピューター・サイエンスの学部を併置する。
新校舎の計画は、2017年に承認された同校の気候行動計画に従ったものだ。この計画の主な目的は、2040年までに炭素排出量をゼロにすること。費用は推定1億4100万ドル(約157億8600万円)。海面上昇に備えるようにというボストン市の提案に基づいている。設計は、KPMBアーキテクツ(KPMB Architects)が担当した。
19階建ての校舎が建つのは、ボストン市が海面上昇予測に基づいて推奨する高さより、5フィート(約1.5メートル)高い場所だ。これにより、チャールズ川の氾濫から校舎を守ることができる
KPMB Architects
ボストン大学によると、新校舎は2022年に完成すると校内で最も大きく、最も燃料効率のよい建物となる
KPMB Architects
この校舎は「縦型のキャンパス」で、低層には人の出入りの多い研究室や講堂、高層には演習室や実験室があり、屋上は皆の集まるスペースとなる
KPMB Architects
化石燃料は一切使われず、省エネ技術を取り入れている
KPMB Architects
必要なエネルギーは地熱によって賄われ、ガス管は引かれない
KPMB Architects
特注のトリプルガラスの窓で、室内の温度を管理してエネルギーの消費を抑える
KPMB Architects
コンピューター画面の反射を抑えるように設計されたシェーディングシステムなどを取り入れた
KPMB Architects
環境のことだけを考えて設計された訳ではない。大学の校舎らしく、壁がホワイトボードになっている部屋もあり、学習や共同研究をサポートする
KPMB Architects
ボストン大学はボストンの中心地にある。そのため、街並みに溶け込むデザインでもある
KPMB Architects
ボストンの厳しい気候を考慮した通路や緑地もある
KPMB Architects
それらは、歴史的なブラウンストーンの校舎とキャンパスにある他の建物をつなぐ
KPMB Architects
チャールズ川の対岸からは、こんな風に見える
KPMB Architects
(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue)
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March 14, 2020 at 01:18PM
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ボストン大学のジェンガのような新校舎は、化石燃料を一切使わない省エネ設計 - Business Insider Japan
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