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<ディープに歩こう 創成イースト・ファクトリー周辺>⑦ 東京武道具 脈々と受け継ぐ剣士の心:北海道新聞デジタル - 北海道新聞

 連載の7回目は、120年以上の歴史がある剣道の「朝練」が行われている北ガスアリーナ、南側にある「武道具屋通り」を紹介します。(報道センター 丸山格史)

「ディープに歩こう ファクトリー編」は9回連載し、高層マンションと石造りの倉庫などの歴史的建造物が混在する街並み、そこで暮らす人たちを紹介。初回は無料で全文公開しています。「ディープに歩こう」の一覧はこちら

 午前6時半、早朝の体育館に鋭いかけ声が響く。初心者からベテランまでの約100人の剣士が練習に励む。北ガスアリーナ札幌46(札幌市中央体育館、北4東6)で行われている剣道の「朝練」。120年以上続く、伝統の稽古だ。

北ガスアリーナ札幌46で開かれている剣道の朝稽古「朝練」。約100人の剣士が稽古に汗を流した(北波智史撮影)

北ガスアリーナ札幌46で開かれている剣道の朝稽古「朝練」。約100人の剣士が稽古に汗を流した(北波智史撮影)

 「最高段位の8段の人の動きは見るだけで勉強になる」。11月中旬の稽古に参加した札幌市南区の会社員佐藤裕幸さん(65)は、噴き出す汗をぬぐいながら笑顔で語った。

 名寄市出身の佐藤さんは小学5年から剣道を始めた。道警の元警察官で7段の腕前。札幌勤務時代は、大通東5にあった旧中央体育館での朝練にたびたび参加していた。

 退職後の現在は警備員として働きながら、市内で子どもたちに剣道を教える。「指導法や技術など朝練で学ぶことは多い。自分の心を鍛えるためにも通っている」

120年以上続く「朝練」。厳しい鍛錬を求め、初心者からベテランまでが集まる

120年以上続く「朝練」。厳しい鍛錬を求め、初心者からベテランまでが集まる

 朝練の歴史は1899年(明治32年)にさかのぼる。戦後、連合国軍総司令部(GHQ)は7年間「武道」を禁じたが、道内では北海道剣道連盟が設立した1952年に再開した。...

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