
紛争の影響で学校に行くことができないアフリカ・スーダンの子どもたちへの支援を呼びかける活動が22日、横浜市神奈川区のカフェであった。1日店長を務めたのは同市旭区の小学2年、並木朱莉(あかり)さん(8)。途上国を支援するNPO法人「日本国際ボランティアセンター」(JVC、東京都台東区)の活動に賛同した。並木さんは「勉強できることが当たり前の世界であってほしい」と願う。
JVCが支援活動を行う同国南部の南コルドファン州では2011年、政府軍と反政府勢力が衝突。現在も避難生活を強いられる住民がおり、学校に行けない子どもたちも少なくない。並木さんはこうした現状を両親から聞き、「自分と同じようにパティシエール(菓子職人)になりたい子どもがいるかもしれない。好きな勉強ができないのはかわいそう。勉強道具を届けてあげたい」と、JVCの活動に参加することを決めた。
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