むつに青森大キャンパス 四年制は下北初、２２年度開設
青森県むつ市は７日、２０２２年度に青森大（青森市）がむつ市内にキャンパスを開設する方針が決まったと発表した。下北地域では二つ目の高等教育機関で、四年制大学は初めて。市議会１２月定例会で宮下宗一郎市長が報告した。
キャンパスは市などが管理する下北文化会館に開設。市が改修工事を行い、一部を無償提供する。名称は「むつ下北未来創生キャンパス」で、１学年の定員は計２０人を予定している。年度内に両者が包括協定を締結する。
青森大は学校法人青森山田学園が運営し、青森市と東京都江戸川区にキャンパスを持つ。総合経営学部、社会学部、ソフトウェア情報学部、薬学部のうち、いずれか複数の学部がむつ市のキャンパスで講義を行う方針。
若者の地元定着に向け、大学などの誘致を進めていた宮下市長は「進学を諦めていた人に学びの機会を提供できる。学生と一緒になってまちづくりに取り組みたい」と述べた。
下北地域では青森明の星短期大（青森市）が今年４月、むつ市に下北キャンパスを開設し、現在１年生１７人が保育科などに在籍している。
2020年12月08日火曜日
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December 08, 2020 at 11:41AM
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