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パソコンに接続したカメラとマイクに向かって話す山本啓一教授＝金沢市の北陸大で |
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北陸大（金沢市）が二十三日、オンライン型のオープンキャンパスを初めて開催した。新型コロナウイルス感染防止のため大人数で集まれない中、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を使って高校生たちに大学の魅力を発信した。北陸大によると、オンライン型のオープンキャンパスは北陸三県の大学では初めて。二十四日も開催する。
ズームで、教授と学生が大学を紹介する様子を生配信。北陸大は現在対面での授業を行っていないため、教授は大学の研究室から、学生はそれぞれの自宅から参加した。視聴者は映像と音声の発信はできないが、配信中にチャット機能を使って質問を投稿できる。
二十三日の経済経営学部マネジメント学科の紹介では約五十分間、山本啓一教授と二〜四年生四人が、授業の様子や身に付いた力、就職活動などを説明した。チャットでは「数学ができないと駄目ですか」「学部を選んだ理由は」など質問が上がり、学生たちがビデオを通して答えていた。
約百二十人が視聴し、北陸大によると、昨年六月のオープンキャンパスより約五十人参加者が多かった。
二日間で高校生や保護者、他大学の関係者など約四百五十人が参加する予定。県内が中心だが、北海道から沖縄まで全国から申し込みがあったという。
山本教授は「遠くからも参加でき、気軽に質問しやすい」とオンラインならではの良さを実感。「新型コロナで高校生もきっと進路に不安を感じている。励ますことにもつながれば」と期待した。
オンライン型オープンキャンパスは七月ごろまで続ける予定。二十四日は北陸大のホームページで、当日の参加申し込みも受け付ける。 （堀井聡子）
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May 24, 2020 at 10:12AM
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オンライン型オープンキャンパス ３県初 北陸大の魅力発信 - 中日新聞
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